お盆休み2010

英語生活ECLA

2010年08月13日 23:01

8月10~12日には、心の友「カズくん」が泊まりに来てくれました。
カズくんは年に1回だけ、夏になると関西からわざわざ顔を見に浜松に来てくれる僕の唯一といっていい年が近い親友です。
カズくんと出会ったのはオーストラリア。同じ仕事をしていました。


彼と会うまで僕は、正直「友達」というものについて上手く自分のキモチのバランスがとれずにいました。
それまでは「友達だ」と思うと依存しすぎて、依存するもんだから自分が期待しているように物事が進まないと裏切られたようなキモチになり勝手に傷ついたり。
それでいて「傷ついた」なんてその相手に向かって言葉に出す勇気もない。
しかも生来の人見知り…というか今でもそうなんですけど、僕はキッカケ作りがあまり上手くないもんだから、向こうから話しかけてもらいたくて、話しかけてもらえるように他人が注目してくれるような、というか、他人に自慢できるような、というか、他の人よりもスゲー事が欲しくてちょっと悪いコトをしてみたり。
でもケンカには巻き込まれたくないもんだから、ナメられないようにはじめからちょっとツッぱったカッコをしたり。

要するにすべてにおいて中途半端。今思うとしょーもない事なんですけどね。

野球をやらなくなってからの僕は、なるべく傷つかないように一人でも楽しめるような行動パターンを選んでいたような気がします。トモダチと遊んでいたとしても、トモダチとは「楽しくその場を過ごすための関係」であったのかも。

そのうち僕は、本当に困ったり悩んだりしたときに泣き言を言えるような友達が自分にはいないと考えるようになりました。一緒にバカやってゲラゲラ笑うトモダチはいるのだけど…。

そんな僕にとって、唯一と言っていいでしょう、酔っ払って泣きながら電話できる相手―それがカズくんなんですねー。
こんなに言ってるのに、オーストラリアでカズと遊んでいたのはほんの数週間。
だから本当に僕はあのオーストラリアでの一年で、人生が変わっているなとつくづく思います。
もしも今、人生に行き詰っている人がいたら、一念発起してもらってワーキングホリデー、いや観光で構わないんで、ぜひ海外に行ってみてください。
そのための準備ならぜひお手伝いしますよ。

いつか酔っ払ってさみしくて、カズに電話してしまって「親友ってなんだろな。近くにいてしょっちゅう一緒に遊んでいても親友って思えなくて、年に何回も会うどころか話す訳でもなく、遠くに住んでいる人間が親友っちゅーのは皮肉だな」って言ったら「しょっちゅう会わなくて都合のいい時に電話してこれてるから親友なんかもしれへんで」って言ってくれた時、ドキっとした。
もしかしたら自分はそれまで、自分勝手にトモダチ像を描いていて、それにそぐわない人たちは自分を裏切ったと思っていたのかも。
意図せずすっごいワガママだったのかもって気がつきました。

今年も特に何をするワケでもないんです。
パルパルの花火を見に行ったり、初めて浜名湖競艇を見に行ったり。
あとは酒飲みながらギター弾いたり、昔話で盛り上がったり、今悩んでいる事を話し合ったり、これからの不安や夢の話をしたり…。
でもそれだけで何だかすっごく充実した時間を過ごす事ができるんです。

子どもたちとヘトヘトになるまで遊んでくれ、ウチの子たちもカズが大好き。
何より妻がとってもカズくんラブなんで、助かってます。

そんなカズくんも今年ついに結婚!
前もってみなさんにお知らせしておきますが、11月にカズの結婚式があるので、これだけは行かせてください!
水曜日なんですが、ご了承ください!
幸せになれよ!


そんなお盆休みももうすぐ終わり。
たっぷり休養をいただきました。特にメンタル的には子どもたちとベッタリ一緒に遊ぶ事ができたり、思いっきりサーフィンに行くことができたり、スッキリしました。
ボチボチ仕事モードに戻していきますよー。
言ってもこんなご時勢、決してラクではないですからね。
あと数ヶ月したら新プロジェクト指導ですから、乞うご期待

2010年後半戦もECLAをよろしくお願い申し上げます

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