2010年03月31日
ハワイ6日目
コースケはこの日にカリフォルニアへ帰る。
僕らは早寝早起きがすっかり日課になっていた。
というか毎日が激動で、夜起きていられないのだ。
けっして僕がトシをとったのではない。 はずだ。
この日も早起きして、ふたりでワイキキビーチまで散歩した。
何往復もしたカラカウアAv.でコースケは買い物をし、ふたりで今回の旅のシンボルとしてお揃いの「Primo」のキャップを買った。「Primo」が何かは、実は僕たちもよくは分かっていないのだが、キャップのサイドにはハワイ州の旗が付いていて何だかカッチョイー。
それともうひとつ。
これも某サーフショップで買ったTシャツだ。
遅刻しがちな自分たちのために買ったTシャツ。
胸のところには「I not late. I'm just on Hawaiian time.」と書いてある。
この英文の意味が分からない人には宿題としておこうと思うが、あまりにこのフレーズは僕らにはピッタリだ。
そして午前9時。
迎えのバスがホテルに到着した。
センチメンタルになるのはどうも苦手なので、いつものように軽く握手だけかわす。
こんなときにあまり目を見られないのはきっと僕の悪い癖だろう。
でもホント、いっぱい語ったし、コースケが成長しているのをしっかりと感じられたし、お互いこれからももっともっと輝いていくためにお互いの場所へ戻っていくワケだから、さみしくはない。またしばらく息つぎもロクにしないで駆け抜けて、またフッと息つぎしに会えればいい。そのときにはお互いがまたひとつ成長できていればいい。
コースケの乗ったバスを見送ることもせず、僕はホテルの部屋へ戻った。
ひとりになった今、僕がやる事はひとつ。
波乗りだ。
すぐさま海パンに着替え部屋を出た。
するとエレベーターの前には日本人らしき男子2名がサーフボードを抱えている。
どこから見ても日本人サーファーの僕は知らんフリができずに話しかけた。
「海、行きますか?」
すると気さくな二人は明るく一緒に行きましょうと誘ってくれた。
自己紹介もロクにしないまま一緒にワイキキで海に入った。
今回のトリップではホントに波には恵まれず、事実上最終日のこの日もワイキキは波はない。
大したテイクオフさえもできずに海を上がる。
その頃にはふたりを見失っていた。
ホテルに帰る途中のサーフショップでふたりを見つけ、ホテルまでいっしょに帰る。
夜タイミングが合えば部屋まで行くよとして二人と別れる。
僕にはヨメさんに頼まれたお遣いがあった。
布屋さんに布を引き取りに行かなきゃいけないのだ。
布はネットで日本からオーダーしてあった。
ヨメさんは何でも作ってしまう。
ご飯はもちろん子供の服でもポストカードでもインテリアの小物でもアクセサリーでさえも自分で作ってしまう。僕は金属アレルギーが出るので、メタルのネックレスなどは身に付けられないので、ヨメさんが作ってくれるヘンプのネックレスなどはとても気に入っている。
彼女はこの器用さで僕だけでなく世の中のみなさまを幸せにしたいらしく、「レイエプロン」やエコバッグなんかを自分でデザインし作ってネットショップで販売するそうだ。
もしもご興味のある方は下記を参照してください。
http://www.alohacoco.com/
そのオーダーの布をピックアップするがてら、僕はショップの人にヨメさんのネットショップのポストカードをレジ横にある掲示板に貼らせてくれないか尋ねた。
すると意外とあっさりとOKしてくれた。
しかも「一番上に貼っておいたら」なんて言ってくれたりして。
僕は何の遠慮もなく一番じゃないけど上の方に貼らせてもらった。
さ、ご用も済んだところで次はすぐとなりのWalmartでお土産を買わなきゃ。
前回ヨメさんと初めてハワイに来た時には、彼女アメリカサイズのショッピングカートを満タン以上にした驚きの体験を僕はした。
が、自分が主体になって買い物してみると、あのデカいショッピングカートって案外すぐにいっぱいになんのね
しかも帰ってきて買ったものを検証してみると、ビリヤードのキューやらチョークやら、何だか余計なモンばっかり買ってたりして
お次はまたすぐ隣にある「Ross Dress for Less」でヨメさんに頼まれたメモを片手に初めてのお遣い。
しかしこの時点で時間は3時。
僕はレンタカーを4:30までに返さなくてはいけない。
実はかなり焦っていた。
この大荷物は車でなければ運べない。
買い物を終え、荷物を全部ホテルに運んで、その上でウワサの「エンタープライズ」へ車を返しに行かなければならない。
時間はない。
しかしここでのミッションは結構重要なのだ。
長女・心海の来月の幼稚園の入園式に着ていけるドレスと、長男・太陽のファーストシューズをゲットしなければいけないのだ。
急ぎつつも慎重に選ぶ。そして無事お遣いが終了。
猛ダッシュでワイキキへ戻る。
もうすっかり慣れたコインパーキングに車を停めて荷物をホテルの部屋に運び込む。
借りる時もバタバタだったが結局返す時もバタバタだ。
いいか、5分でも過ぎたらここではアウトなんだ。
絶対に4:30を過ぎることはできん。
エンタープライズには4:00ごろ着いた。
清算してもらう。
一日分追加になっちゃったね、と言われる。
は?
見ると4:30だと思っていた返却時間が、どう見間違えればそうなるのか、この日の朝9時までに返さなければいけなかったらしい。
急いだ意味がなーーーーーーい
でもそんなに高い追加料金ではない事にホッとし、ホテルまで送り届けてもらった。
エンタープライズさん。あなたたちは今回の旅の中では結構重要なポジションにいますよ。
最後の最後でホテルまで送り届けてくれるなんていう素晴らしいサービスに感銘を受け、本当はホテルのロビーまで横付けしてくれる所を「あーここでいいよ、ありがと」なんてカッコつけて信号で停まった時に車を降りたら隣車線走ってきた車に轢かれそうになるし。
でも結局、借りた車は413マイル=約660kmも走ったんだもんね。
この狭いオアフ島で6日間で660km走ったのはスゴイよ。
ホントありがとう。
買い物→終了。
レンタカー→終了。
何する?→波乗り!
ワイキキへ。
きっとこれが最後になるだろう。
ワイキキはすごいね。
目の前からロングボーダーとスタンドアップの連中がひとつの波で左右から5~6人テイクオフして迫ってくるもんね。そいつらを避ける方が大変だったよ。
でもその隙間を縫って捕まえた最後の波。
バックサイドだったけどすっごくイッパツ気持ちよく乗れた。かなりのロングライド。
これが今回のハワイトリップの最後の波となりました。
ありがとう。
さ、ホテルに戻ってシャワーを浴びたら、最後にヨメさんへのお土産をゲットしないと。
買っていかなければ離婚モノだ。
インマケで夕食を食べた後、いろいろ物色する。
僕なりに頭を悩めつついくつかのモノを買う。
きっと喜んでくれるだろう。
とどめにフーパンでこれまた頼まれた物をゲットする。
ささ、ホテルに荷物を置いたら次は昨日えり姉と約束したハワイの経営者のパーティーに行かなきゃ。
すぐにThe busに乗り込みアラモアナ・ショッピング・センターへ。
着いて言われたクラブの入り口に行くとドレスコードがあるから僕が着ているTシャツと短パンじゃ入れてもらえないと言われる。
ちょっと。ドレスコードあるなんて聞いてないんですけどー。
でもどっちみち、革靴は持っていないからドレスコード突破はムリでした
結局えり姉に電話して外に出てきてもらい、何人かの方をご挨拶させていただいた後に、お気を遣っていただいちゃって、えり姉とふたりで飲んで語る。
彼女も日本では経営者。
この出会いはハワイだけにはとどまらせずに、日本に帰国した後でもなんか活かしていきたいッスね!
何杯かご一緒して僕はホテルに戻った。
帰りはタクシーを使ったのだが、運転手さんは日本人だった。
最初は英語で話しかけたら愛想がなかったが、日本人と分かり日本語で話し始めるととても気さくな人だった。こーゆーのがハワイってスゴイなあ。
ホテルに戻った僕は昼間エレベーターで出会った二人の部屋へ。
すっかり酔っ払っていたのでどのくらいお邪魔しちゃってたかあんまり覚えてないけど、ここの出会いも日本に帰ってもつなげていこうな。
と言って僕はすっかりヨッパライ。
こうして今回の最後の夜は終わっていくのでした。
僕らは早寝早起きがすっかり日課になっていた。
というか毎日が激動で、夜起きていられないのだ。
けっして僕がトシをとったのではない。 はずだ。
この日も早起きして、ふたりでワイキキビーチまで散歩した。
何往復もしたカラカウアAv.でコースケは買い物をし、ふたりで今回の旅のシンボルとしてお揃いの「Primo」のキャップを買った。「Primo」が何かは、実は僕たちもよくは分かっていないのだが、キャップのサイドにはハワイ州の旗が付いていて何だかカッチョイー。
それともうひとつ。
これも某サーフショップで買ったTシャツだ。
遅刻しがちな自分たちのために買ったTシャツ。
胸のところには「I not late. I'm just on Hawaiian time.」と書いてある。
この英文の意味が分からない人には宿題としておこうと思うが、あまりにこのフレーズは僕らにはピッタリだ。
そして午前9時。
迎えのバスがホテルに到着した。
センチメンタルになるのはどうも苦手なので、いつものように軽く握手だけかわす。
こんなときにあまり目を見られないのはきっと僕の悪い癖だろう。
でもホント、いっぱい語ったし、コースケが成長しているのをしっかりと感じられたし、お互いこれからももっともっと輝いていくためにお互いの場所へ戻っていくワケだから、さみしくはない。またしばらく息つぎもロクにしないで駆け抜けて、またフッと息つぎしに会えればいい。そのときにはお互いがまたひとつ成長できていればいい。
コースケの乗ったバスを見送ることもせず、僕はホテルの部屋へ戻った。
ひとりになった今、僕がやる事はひとつ。
波乗りだ。
すぐさま海パンに着替え部屋を出た。
するとエレベーターの前には日本人らしき男子2名がサーフボードを抱えている。
どこから見ても日本人サーファーの僕は知らんフリができずに話しかけた。
「海、行きますか?」
すると気さくな二人は明るく一緒に行きましょうと誘ってくれた。
自己紹介もロクにしないまま一緒にワイキキで海に入った。
今回のトリップではホントに波には恵まれず、事実上最終日のこの日もワイキキは波はない。
大したテイクオフさえもできずに海を上がる。
その頃にはふたりを見失っていた。
ホテルに帰る途中のサーフショップでふたりを見つけ、ホテルまでいっしょに帰る。
夜タイミングが合えば部屋まで行くよとして二人と別れる。
僕にはヨメさんに頼まれたお遣いがあった。
布屋さんに布を引き取りに行かなきゃいけないのだ。
布はネットで日本からオーダーしてあった。
ヨメさんは何でも作ってしまう。
ご飯はもちろん子供の服でもポストカードでもインテリアの小物でもアクセサリーでさえも自分で作ってしまう。僕は金属アレルギーが出るので、メタルのネックレスなどは身に付けられないので、ヨメさんが作ってくれるヘンプのネックレスなどはとても気に入っている。
彼女はこの器用さで僕だけでなく世の中のみなさまを幸せにしたいらしく、「レイエプロン」やエコバッグなんかを自分でデザインし作ってネットショップで販売するそうだ。
もしもご興味のある方は下記を参照してください。
http://www.alohacoco.com/
そのオーダーの布をピックアップするがてら、僕はショップの人にヨメさんのネットショップのポストカードをレジ横にある掲示板に貼らせてくれないか尋ねた。
すると意外とあっさりとOKしてくれた。
しかも「一番上に貼っておいたら」なんて言ってくれたりして。
僕は何の遠慮もなく一番じゃないけど上の方に貼らせてもらった。
さ、ご用も済んだところで次はすぐとなりのWalmartでお土産を買わなきゃ。
前回ヨメさんと初めてハワイに来た時には、彼女アメリカサイズのショッピングカートを満タン以上にした驚きの体験を僕はした。
が、自分が主体になって買い物してみると、あのデカいショッピングカートって案外すぐにいっぱいになんのね
しかも帰ってきて買ったものを検証してみると、ビリヤードのキューやらチョークやら、何だか余計なモンばっかり買ってたりして
お次はまたすぐ隣にある「Ross Dress for Less」でヨメさんに頼まれたメモを片手に初めてのお遣い。
しかしこの時点で時間は3時。
僕はレンタカーを4:30までに返さなくてはいけない。
実はかなり焦っていた。
この大荷物は車でなければ運べない。
買い物を終え、荷物を全部ホテルに運んで、その上でウワサの「エンタープライズ」へ車を返しに行かなければならない。
時間はない。
しかしここでのミッションは結構重要なのだ。
長女・心海の来月の幼稚園の入園式に着ていけるドレスと、長男・太陽のファーストシューズをゲットしなければいけないのだ。
急ぎつつも慎重に選ぶ。そして無事お遣いが終了。
猛ダッシュでワイキキへ戻る。
もうすっかり慣れたコインパーキングに車を停めて荷物をホテルの部屋に運び込む。
借りる時もバタバタだったが結局返す時もバタバタだ。
いいか、5分でも過ぎたらここではアウトなんだ。
絶対に4:30を過ぎることはできん。
エンタープライズには4:00ごろ着いた。
清算してもらう。
一日分追加になっちゃったね、と言われる。
は?
見ると4:30だと思っていた返却時間が、どう見間違えればそうなるのか、この日の朝9時までに返さなければいけなかったらしい。
急いだ意味がなーーーーーーい
でもそんなに高い追加料金ではない事にホッとし、ホテルまで送り届けてもらった。
エンタープライズさん。あなたたちは今回の旅の中では結構重要なポジションにいますよ。
最後の最後でホテルまで送り届けてくれるなんていう素晴らしいサービスに感銘を受け、本当はホテルのロビーまで横付けしてくれる所を「あーここでいいよ、ありがと」なんてカッコつけて信号で停まった時に車を降りたら隣車線走ってきた車に轢かれそうになるし。
でも結局、借りた車は413マイル=約660kmも走ったんだもんね。
この狭いオアフ島で6日間で660km走ったのはスゴイよ。
ホントありがとう。
買い物→終了。
レンタカー→終了。
何する?→波乗り!
ワイキキへ。
きっとこれが最後になるだろう。
ワイキキはすごいね。
目の前からロングボーダーとスタンドアップの連中がひとつの波で左右から5~6人テイクオフして迫ってくるもんね。そいつらを避ける方が大変だったよ。
でもその隙間を縫って捕まえた最後の波。
バックサイドだったけどすっごくイッパツ気持ちよく乗れた。かなりのロングライド。
これが今回のハワイトリップの最後の波となりました。
ありがとう。
さ、ホテルに戻ってシャワーを浴びたら、最後にヨメさんへのお土産をゲットしないと。
買っていかなければ離婚モノだ。
インマケで夕食を食べた後、いろいろ物色する。
僕なりに頭を悩めつついくつかのモノを買う。
きっと喜んでくれるだろう。
とどめにフーパンでこれまた頼まれた物をゲットする。
ささ、ホテルに荷物を置いたら次は昨日えり姉と約束したハワイの経営者のパーティーに行かなきゃ。
すぐにThe busに乗り込みアラモアナ・ショッピング・センターへ。
着いて言われたクラブの入り口に行くとドレスコードがあるから僕が着ているTシャツと短パンじゃ入れてもらえないと言われる。
ちょっと。ドレスコードあるなんて聞いてないんですけどー。
でもどっちみち、革靴は持っていないからドレスコード突破はムリでした
結局えり姉に電話して外に出てきてもらい、何人かの方をご挨拶させていただいた後に、お気を遣っていただいちゃって、えり姉とふたりで飲んで語る。
彼女も日本では経営者。
この出会いはハワイだけにはとどまらせずに、日本に帰国した後でもなんか活かしていきたいッスね!
何杯かご一緒して僕はホテルに戻った。
帰りはタクシーを使ったのだが、運転手さんは日本人だった。
最初は英語で話しかけたら愛想がなかったが、日本人と分かり日本語で話し始めるととても気さくな人だった。こーゆーのがハワイってスゴイなあ。
ホテルに戻った僕は昼間エレベーターで出会った二人の部屋へ。
すっかり酔っ払っていたのでどのくらいお邪魔しちゃってたかあんまり覚えてないけど、ここの出会いも日本に帰ってもつなげていこうな。
と言って僕はすっかりヨッパライ。
こうして今回の最後の夜は終わっていくのでした。
Posted by 英語生活ECLA at 02:44│Comments(0)
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