2010年07月03日
マジメな話。
昨日あるお母さんが教室に来ました。
それは4月いっぱいで教室をやめた小学校高学年のTくんのお母さんでした。
Tくんは確かにクラスの最中にも歩き回るような落ち着きのない子でした。
でもすっごい元気で言えば分かる子でした。
その子に異変が起こり始めたのは去年の年末くらいからでした。
学校の担任の先生に「学習障害」だと言われ、とある施設に通うよう言われたそうです。
お母さんは自分の子は障害なんか持っていないと思いつつも、その施設に通うことにしました。
僕たちはTくんとは週に1回顔を合わせるだけだったけど、けど?ので?とにかくTくんに目立った変化は見られませんでした。
それが今年の4月、お母さんから英会話を辞めたいとの申し出がありました。
辞めることについては各ご家庭の都合がおありなので引き止めるようなことはしない僕ですが、
Tくんに関しては施設の件もあったので、あえて「どうかしましたか?」とお母さんに尋ねました。
お母さんは「学校の勉強がどうしても追いつかないから、塾へ行くことにする」と言いました。
学習障害については特に何の進展もない、と。
僕は心配しつつも納得し、Tくんは2年ほど通ってくれたのち4月いっぱいで辞めていきました。
5月ごろだったかな?
Tくんのお母さんから電話をいただきました。
「先生、ウチの子 学校につぶされる!」と。
話を聞くと先生からの言葉の暴力でTくんがいたく傷ついている、というのです。
学校でも孤立しはじめ、学校に行けなくなりつつある。
何かあったら僕らでできることならするんで気軽に連絡くださいと僕はお母さんに伝えました。
そして昨日。
Tくんのお母さんがECLAに来ました。
今はもう、Tくんは不登校になってしまったそうです。
お母さんにも暴言を吐き、家の中で暴れるようになってしまいました。
お母さんは「もうあの頃のTはいません、先生」と言いました。
僕は泣きそうになりました。
4月の終わりでECLAを辞め、GWが明けた頃から前述の施設から大量の薬が処方され、僕はお医者さんではないのでそれが原因がどうかは分かりませんがその頃からウツの症状が始まり学校に行けなくなりました。一度は無理やりに学校に連れていったら、学校から逃げ出してしまったそうです。
どれだけ傷ついたかと考えると、すっごい胸が痛みます。
「薬」しか手はなかったんでしょうか。
「施設」しか手はなかったんでしょうか。
「障害」なんでしょうか。
何かが絶対的に違うような気がしてなりません。
何をどうすればよかったのかよく分かりません。
これから何をどうしていけばいいのかよく分かりません。
いや、ホントはちょっと分かっているのかも。
でもテキトウなことが言えないテーマなので、もうちょっとよく考えてみないとまたそれは言えません。
こういう子たちに僕は教育のはしくれの仕事をしていて、何かできることがあるはず。
昨日からその想いにさいなまれて、気分が晴れません。
日本の学校、いや教育ですね。まさに変化のときだと思います。
というかこの状況はほっといちゃダメでしょう。
あまりにこういうケースが多すぎる。
最近の子どもがおかしい?
子どもは大人が作った環境の中で必死に適応して生きてるだけです。
子どもがおかしいのは大人がおかしいからです。
子どもがおかしいなら僕ら大人が自分たちを見直せと言われているんです。
大人のみなさん。
行動を起こしましょう。
子どもがもっとはじけるような笑顔でいられるような社会を作らないと。
せめて子どもたちには、無邪気に笑っていてほしい。
その笑顔を見るだけで僕ら大人はがんばれるじゃないですか。
誰が何をしてくれるのかではなくて、自分はこの社会の中でできることをやっていればいいんです。
楽しくギターを弾いて笑っているだけでもいいんです。
一緒にキャッチボールしてあげるだけでもいいんです。
近所の子どもたちとドライブするだけでもいいんです。
一緒にバーベキューするだけでもいいんです。
子育てを学校や塾の先生だけの仕事にしちゃあダメです。
できる限り自分が参加しないとダメです。
笑っていられる環境 作っていきましょうや。
それは4月いっぱいで教室をやめた小学校高学年のTくんのお母さんでした。
Tくんは確かにクラスの最中にも歩き回るような落ち着きのない子でした。
でもすっごい元気で言えば分かる子でした。
その子に異変が起こり始めたのは去年の年末くらいからでした。
学校の担任の先生に「学習障害」だと言われ、とある施設に通うよう言われたそうです。
お母さんは自分の子は障害なんか持っていないと思いつつも、その施設に通うことにしました。
僕たちはTくんとは週に1回顔を合わせるだけだったけど、けど?ので?とにかくTくんに目立った変化は見られませんでした。
それが今年の4月、お母さんから英会話を辞めたいとの申し出がありました。
辞めることについては各ご家庭の都合がおありなので引き止めるようなことはしない僕ですが、
Tくんに関しては施設の件もあったので、あえて「どうかしましたか?」とお母さんに尋ねました。
お母さんは「学校の勉強がどうしても追いつかないから、塾へ行くことにする」と言いました。
学習障害については特に何の進展もない、と。
僕は心配しつつも納得し、Tくんは2年ほど通ってくれたのち4月いっぱいで辞めていきました。
5月ごろだったかな?
Tくんのお母さんから電話をいただきました。
「先生、ウチの子 学校につぶされる!」と。
話を聞くと先生からの言葉の暴力でTくんがいたく傷ついている、というのです。
学校でも孤立しはじめ、学校に行けなくなりつつある。
何かあったら僕らでできることならするんで気軽に連絡くださいと僕はお母さんに伝えました。
そして昨日。
Tくんのお母さんがECLAに来ました。
今はもう、Tくんは不登校になってしまったそうです。
お母さんにも暴言を吐き、家の中で暴れるようになってしまいました。
お母さんは「もうあの頃のTはいません、先生」と言いました。
僕は泣きそうになりました。
4月の終わりでECLAを辞め、GWが明けた頃から前述の施設から大量の薬が処方され、僕はお医者さんではないのでそれが原因がどうかは分かりませんがその頃からウツの症状が始まり学校に行けなくなりました。一度は無理やりに学校に連れていったら、学校から逃げ出してしまったそうです。
どれだけ傷ついたかと考えると、すっごい胸が痛みます。
「薬」しか手はなかったんでしょうか。
「施設」しか手はなかったんでしょうか。
「障害」なんでしょうか。
何かが絶対的に違うような気がしてなりません。
何をどうすればよかったのかよく分かりません。
これから何をどうしていけばいいのかよく分かりません。
いや、ホントはちょっと分かっているのかも。
でもテキトウなことが言えないテーマなので、もうちょっとよく考えてみないとまたそれは言えません。
こういう子たちに僕は教育のはしくれの仕事をしていて、何かできることがあるはず。
昨日からその想いにさいなまれて、気分が晴れません。
日本の学校、いや教育ですね。まさに変化のときだと思います。
というかこの状況はほっといちゃダメでしょう。
あまりにこういうケースが多すぎる。
最近の子どもがおかしい?
子どもは大人が作った環境の中で必死に適応して生きてるだけです。
子どもがおかしいのは大人がおかしいからです。
子どもがおかしいなら僕ら大人が自分たちを見直せと言われているんです。
大人のみなさん。
行動を起こしましょう。
子どもがもっとはじけるような笑顔でいられるような社会を作らないと。
せめて子どもたちには、無邪気に笑っていてほしい。
その笑顔を見るだけで僕ら大人はがんばれるじゃないですか。
誰が何をしてくれるのかではなくて、自分はこの社会の中でできることをやっていればいいんです。
楽しくギターを弾いて笑っているだけでもいいんです。
一緒にキャッチボールしてあげるだけでもいいんです。
近所の子どもたちとドライブするだけでもいいんです。
一緒にバーベキューするだけでもいいんです。
子育てを学校や塾の先生だけの仕事にしちゃあダメです。
できる限り自分が参加しないとダメです。
笑っていられる環境 作っていきましょうや。
Posted by 英語生活ECLA at 13:33│Comments(2)
│子育て
この記事へのコメント
兄貴の言葉に感動した
Posted by aya at 2010年07月03日 19:57
Thanks. Give me your hands.
Posted by ECLA at 2010年07月05日 16:08